環境負荷の少ない固化材（ECOバインド）と骨材（砂）を、ラス金網を使用せずに直接斜面に吹き付けることで、短期的に斜面を保護し工事期間などの短期間の落石や浸食を抑制する工法です。

レンガのように多孔質に固化することで湧水箇所が明瞭となるほか、貧配合のため斜面の変調は亀裂が進行します。危険個所が可視化されることで作業員の安全に寄与することができます。環境負荷の少ないことから存置・自然風化しても周辺環境への影響が少なく、表面に緑化工を行うことも可能です。

仮設ECOバインド工法 施工方法

1. 法面清掃

   以下の点に留意して法面清掃を実施して下さい。
   a.不安定な岩塊は事前に除去して下さい。
   b.不陸凹部にある堆積土砂は、エアーブローで清掃して下さい。

2. 使用機器

   使用機器を以下に示す。
   a.骨材は計量器で計量し、ベルトコンベア上で固化材と混和材を混合する。
   b.次に材料を吹付機で撹拌する際に加水する。

仮設ECOバインド工法プラント概略図

 

3.施工方法
落石が懸念される岩の根元については、やや厚く吹き付けてください。

吹付状況

本施工の作業前に変状（亀裂や小崩壊、湧水状況）の有無を確認してください。

施工完了・本施工実施

お問い合わせ

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